フェニックス[写真で語る宇宙]

火星表面の氷

フェニックスはロボットアームで、火星表面の土壌をサンプリングし、内部で分析する。
この写真は火星着陸後16火星日目に撮影されたもので、ロボットアームのスコップ上に土が盛られているのが見える。
左側は太陽電池パネルである。

火星着陸後17火星日目に、フェニックスがSSI(ステレオカメラ)で撮影した画像である。
ロボットアームで採取した跡に氷が見える。
削った跡の幅は約9cmである。

火星着陸後20火星日、20火星日での撮影を比較した写真だ。
4火星日の間に、氷が小さくなっているのが判る。
左側の写真の左下に、氷のツブツブが見える。
しかし、右側の写真では、ツブツブは消えている。

2009/01/10